7月下旬にCromebookについて記入しましたが、それ以降フォローできていませんでしたので、第2弾を書きます。
今回入手した機種は、 Acer C720 日本語キーボード搭載日本仕様モデル。
インテルCeleronプロセッサ(1.4GHz)を搭載し、メモリは4GB、ディスプレイサイズは11.6インチ、ストレージは16GB SDD、DVDなどの光学ドライブは搭載せず、WebカメラとSDカードリーダーが付いています。外部インターフェースは、USB3.0X1、USB2.0X1、音声出力X1、ビデオ出力はHDMI端子X1です。バッテリーはカタログ値で8時間半となっていますが、それほど負荷のかかる使い方をしないので、思いの外長く使えそうです。
起動は早く、記述通り7秒程度でログイン画面が表示されます。
クラウド上の保存スペースは、CromeBookに登録されたアカウント(2年間、管理費は購入時3,600円でしたが、現在は4,200円に600円アップしたそうです)は100Gですが、それ以外のGoogleアカウントでログオンすると30Gになります。
OS側でセキュリティ関係を含めて殆どなされており、ウィルスソフトなどインストールする必要もありませんし、ブラウザ上でワードプロセッサ、表計算、プレゼンテーションファイルを作ることができます。しかも、Word・Excel・PowerPointのファイルに出力することもできます。ファイルはGドライブに保存されるので、他のパソコンからDドライブにアクセスして変更することも可能です。
先日、ある企業の方と、Cromebookについて話をする機会がありました。
今回、初期ロットの導入先は、公立大学法人は九州工業大学・滋賀医科大学・山梨大学、私立大学2校、専門学校の他に高等学校もあるそうですが、すべて私立高校。公立高校関係者の購入は他にはなかったようです。
高等学校のケーススタディーとして、東京港区にある広尾学園の医進・サイエンスコースが紹介されていましたが、やはりタブレットの利便性よりもキーボードが付くCromebookの方が入力デバイスとして優れているという判断をしたようです。
プリントアウトについてですが、CromeOSの端末からUSBを接続してプリンタを使用できませんので、無線LANのプリンタからインターネット経由で出力できます。また、既存のプリンターをインターネット経由で出力できます。
個人的に、まだ、確認中ですが、Google Apps for Education では、9月からClassroomというサービスを始めました。ネット上に課題をアップして生徒に取り組ませるという場合にかなり使えそうです。1つのドキュメントを共有するか、各生徒が自動的にコピーを作成するなどの選択もできますし、課題の提出・未提出の確認のほか、リアルタイムでフィードバックも可能です。
また、Google+ハングアウトを使えば、最大15名のビデオチャットもできるようです。
無線LANの整備が必要ですが、ないので、現在はiPhoneでテザリングしています。
どうでもいい情報ですが、テザリングがもうすぐ無料の2年間が終了するので、ガラケーに機種変更し、ルーターはUQWiMAXがSIMフリーに変更して固定費を削減しようと考えているところです。