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2014/11/11

ミドルリーダーメンタルヘルス研修

Tweet ThisSend to Facebook | by:kawashima
本日,群馬県庁で開催された「平成26年度ミドルリーダーメンタルヘルス研修」に参加しました。
講師は,一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ファシリテーターの上田みきさんでした。

冒頭の「アンガーマネジメントとは」の部分で,
「怒る必要のあることは上手に怒れ,怒る必要のないことは怒らないようになること」と定義し,「怒らない」ことではないと続けました。

怒りを以下の3つの視点から分析しました。
感情表現:(1)人間にとって自然な感情の一つ,(2)怒りのない人はいないし,なくすことも不可能,(3)身を守るための感情
伝達手段:怒ることで何を伝えたい?
病気ではない:人生の問題(米国精神医学界の見解)

怒ることがダメではなく,怒りそのものに良いも悪いもない。
問題は,怒るものか,怒らないものか区別ができていないこと。

問題となる怒りは,以下の四つ。
・強度が高い
・持続性がある
・頻度が高い
・攻撃性がある

怒りは,不安・苦しい・嫌だ・・・などの第1次感情を伝えるための第二次感情である。
コップに水を注ぐように,それらの一次感情がいっぱいになった時に,「怒り」として爆発する。

では,どうすれば良いのか?
講師はアンガーマネジメントの暗号(1)〜(3)として紹介していた。

(1)反射はダメ・・・・出来事が起こった時の怒りの感情のピークが持続できる時間は長くで6秒だという。だから,6秒待つだけで,クールダウンできる。

(2)私たちを怒らせるものの正体は「べき」・・・自分の願望・希望・欲求を象徴する言葉
理想(こうあるべき)  <ギャップ>   現実
「べき」の境界線をしっかりと確認する必要がある==>ルールを決める

(3)思い込みの分かれ道
==>自分でコントロールできるものとできないものがあることを理解する。
イライラの原因,「弱い者」に向かう・・・身近な者はコントロールできるという思い込み

怒りの性質として,以下の四点があることを確認しよう!
(1)身近な対象ほど強くなる
(2)高いところから低い所へ流れる
(3)伝染しやすい
(4)エネルギーになる

講演のなかで,周りの人と「最近怒ったこと」について共有する場面があったが,あまり怒ったという記憶が無いことに気づいた。
別に諦めているわけではないが,「どうしようもない」ことが結構多く,「しょうがない」という思いの中で,やり過ごしてしまうことが多いことに気づいた。
私のこの性格は,一体良いことなのか? 悪いことなのか? 
まあ,ストレスになっていないのは事実なので,「良いこと」にしよう。

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